自省録

 

現役の時の僕は全くといっていいほど勉強をしてきませんでした

しかし、京都大学に入りたいとは思っていて、根拠のない自信だけで受験を決めました

 

そうして落ちたらどうなるのかを全く考えず、受かるはずもない京都大学を受験し、結果落ちました

 

落ちたら落ちたで、

「当たり前だよな、だって勉強していなかったし」

と開き直り、浪人して勉強すれば受かるとまだ楽観視していました

 

なので僕は平然と親に

「河合行くから(お金のことよろしく)」

と言えたのだなと今になって思います

 

この時点ではまだ受験を舐めているので、河合に行っても勉強はせずただ授業に出ているだけになっていました

 

そのまま夏に突入し、たまに勉強しながらほとんどを家でごろごろする日々を続けていました

 

そして8月に入り、第1回京大オープン、実戦を受けました

 

勉強はしていないのに、なぜか自信だけはあったのを覚えています

 

オープンを受けたとき感触は良くA判定もいけるんじゃないかなんて考えていました

 

しかし、結果はB判定

 

A判定でないことに落ち込む気持ちもありましたが、今までに取ったことのない判定にかなり舞い上がってしまいました

 

実戦はC判定

しかしオープンのこともあり、あまり気ならなかったです

 

このオープンの結果に慢心してしまい残りの夏の時間を無駄に過ごしていました

 

その結果、2学期が始まり授業に出ると、わかるはずのものがわからない、凡ミスを連発するといった状態になっていました

 

少し焦りました

当たり前ですが、周りの受験生は夏の間しっかりと勉強してきているので、授業にはついていけます

一方僕は、小さなミスにつまづいたりしている間にどんどん取り残される、そんな状態になっていました

 

そうやって焦っているうちに迎えた第2回京大オープン

 

僕は学力面より、精神面に不安を抱えていたので、リラックスして受験することを意識していました

 

前の投稿にあったように、数学の感触がよく、結果を残せたのではないかと思っていたのですが、夏の出遅れが響いたのか全く振るわなかったです

 

そうして初めて事態の深刻さを感じ、今までの自分の考えを改めようと決心しました